珈琲書籍 純喫茶「一服堂」の四季

コーヒー

himawaripress のhimawariです。
自分で淹れるコーヒーを飲みながら読書をする時間が大好きです。

今回は珈琲にまつわる本を紹介します。

純喫茶「一服堂」の四季です。

こんな方にお勧めな記事です。

  • ライトミステリーに興味がある
  • タイトル名が気になる
  • このタイトルの本の購入を考え中
  • 他の人のレビゥーが気になる


この記事は本のレビューと感想です

安心

”ネタバレ”しないように注意がなされた記事です。
安心してお読みください。


純喫茶「一服堂」の四季

著者:東川敦哉
発行:2017年5月1日
発行所:講談社

ジャンル:ミステリー小説
【第一話】春の十字架
【第二話】もっとも猟奇的な夏
【第三話】切り取られた死体の秋
【最終話】バラバラ死体と密室の冬

紹介

舞台は鎌倉の目立たない一画に位置する純喫茶「一服堂」です。
看板はなど無く、殆どの人には古民家にしか見えません。
表札にただ「一服堂」の文字のみです。

一服堂を訪れる人物が店内に入ると。

そこは、昭和初期を醸し出すレトロな雰囲気が広がり、
昼間でありながら夕暮れ時の雰囲気を醸し出しています。


まさに「純喫茶」なのです。

そして、登場人物はそこでオーナー兼バリスタである主人公「ヨリ子」さんを紹介されます。
実は「ヨリ子」さん。強度の対人恐怖症なんです。

お客さんが来るとビビってしまいます。
客商売に向かない喫茶店のオーナー・・・。そして主人公。

純喫茶「一服堂」の四季は


主人公「ヨリ子」さんが「一風堂」を訪れた登場人物の事件話を元に
奇抜な推理で事件を解決に導く、安楽椅子探偵ストーリー

となります。

感想

色々と突っ込みどころ満載な主人公「ヨリ子」さんは面白かったです。

章が進むにつれ登場人物も増えました。
対人恐怖症なだけに徐々に増えていかないとという、作者の配慮なのでしょう。

最終章は少し作者さんに騙された感がありました。
あれ?いつの間に?

純喫茶「一服堂」の四季は喫茶店の雰囲気を味わいながら、
サクサク気楽に読み進めることが出来るミステリー作品です。

是非読んでみてください。


最後まで読んで頂き有難うございました。

dongri
dongri

himawariはキンドル版で読んだよ。

kindleについては以前記事にしたのでこちらも読んでみてください。

コメント

  1. takisubaru より:

    「もっとも猟奇的な夏」で死体ではなく生きたまま柱に括り付けた理由で「納屋の柱から独立したもう一つの十字架」とは何のことですか?また、なぜそれで生きたまま括りつけなければいけないのですか?

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