【お家ドリップ】ハンドドリップとフレンチプレスの比較 【初心者】

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ハンドドリップとフレンチプレスの比較記事になります。

お手軽に自宅でコーヒーをドリップしてみたい。
せめて週末ぐらいは、美味しいコーヒーを淹れてみたい。

そんな方、いらっしゃるかと思います。
お気軽なコーヒー抽出法として考えた場合、ハンドドリップフレンチプレスが先ず上げられます。


「ハンドドリップとフレンチプレスどうちがうの?」
「味に差がでるの?」
「どっちが初心者向き?」
「手間が掛からない方はどっち?」


この記事は、そんな疑問を持たれる方や、
これからコーヒーをご自宅で淹れてみようという方向けの内容です。

難しい事は書かれていません。
コーヒーでもお飲みになりつつ読み進めて頂けると幸いです。


ハンドドリップって?


ハンドドリップ



ハンドドリップは珈琲豆をフィルターに入れ、
上からお湯を注ぎ入れる事によって抽出液を滴下させる抽出方法です。

日本人にとって大変馴染みのある抽出手法です。
珈琲を淹れるといったら先ずこの手法を思い描く方も多い事でしょう。

また、抽出されたコーヒーは日本人に好まれる様なスッキリした味わいとなります。


↓ハンドドリップについてはコチラを参考にどうぞ。
【ミニマリスト必見】超ミニマルなコーヒー器具【ペーパードリップ】
【コーヒー】最初のハンドドリッパーはコレです。【初心者】


フレンチプレスって?


フレンチプレス



フレンチプレスは粗挽きの豆を容器に入れ、お湯を注ぎ容器内で直に抽出する方法です。
上の画像がフレンチプレスの代表的な形となります。

私たちが良く想像する、ハンドドリップの様なペーパーフィルターは使用しません。
フィルターを使用しない為、コーヒーの味をダイレクトに楽しむことが出来ます

↓フレンチプレスに関してはコチラの記事もどうぞ
フレンチプレスを用いた緑茶の淹れ方
ミニマリストに最適 フレンチプレス コーヒー・お茶兼用
ミニマリスト必見 美味しい珈琲を淹れられるおススメ器具
【簡単】美味しいコーヒーの淹れ方 フレンチプレス編 【ミニマリスト】
【1人用】フレンチプレス おススメ10選【一杯分】


ハンドドリップとフレンチプレスどっちがよい?比較。


初期費用


ここでは初期費用についての内容です。
ペーパーフィルターやコーヒーミルに関しては省かせて頂きます。

また、比較しやすい為、1~2杯用の器具とします。

フレンチプレスの場合

フレンチプレス器のお値段は2,000~5,000円です。

もちろん、こだわった物はそれ以上の値段となりますが、この辺りで十分です。

私が使用しているフレンチプレスはBODUM社のシャンボールフレンチプレス。
3,500円程でしたが、3年ほど使用して未だ問題有りません。


ハンドドリッパーの場合

ハンドドリッパーのお値段は500円~4,000円です。

ドリッパーの素材によってお値段が大きく変化します。
最安は耐熱ガラスですが、機能は十分、申し分ありません。

ハンドドリップ用のケトルや抽出したコーヒーを受け止めるサーバーは無くてもOKですので
今回は省きました。


どっちがいい?

初期出費としてはハンドドリップに軍配が上がります。


※ハンドドリップ用のサーバーやケトルを揃えようと思うと、
フレンチプレスと大差なしと言えるでしょう。

出来上がるまでの時間


コーヒーが出来上がるまでの時間になります。
お湯が沸く時間、コーヒーを挽く時間は省かせて頂きます。

フレンチプレスの場合

蒸らし時間:30秒
抽出時間:3分30秒
蒸らし後は時間を待つだけとなります。



ハンドドリッパーの場合

蒸らし時間:30秒
抽出時間:2~3分(ドリッパーメーカーによる)
メーカーによりますが、蒸らし後は都度お湯を注ぐ必要があります。


どっちがいい?

どっちもいい。敢えて言うならフレンチプレス。と、いった所に落ち着くかと思われます。
フレンチプレスは蒸らし後、完全に手が空きます。これが少し優勢な理由です。


お片付けの時間



フレンチプレスの場合

フレンチプレスはフレンチプレス器に粗挽きしたコーヒー豆を投入します。
ペーパーフィルターは有りません。

この為、抽出後はフレンチプレス器の下にコーヒー豆が残ります。

お片付け。
容器から抽出後の豆をある程度取り出し⇒残った豆を容器と一緒に洗浄。
フレンチプレス器のプランジャー部を洗浄。




ハンドドリッパーの場合

ここではペーパードリップとします。
ペーパードリップではペーパーフィルターに豆を入れ、コーヒーを抽出します。

抽出後はペーパーごと、コーヒー豆をゴミ箱にポイできます。

お片付け。
ペーパーごと豆をゴミ箱へ。
ドリッパーの洗浄。



どっちがいい?
ハンドドリッパーに軍配りと言えるでしょう。

ドリッパーに残ったコーヒー豆は少し洗浄に手間がかかります。

もちろん、手間を惜しんでいては美味しいコーヒーを飲めません。
あくまで、どちらかというと、という内容とご理解ください。


味の違いは?


コーヒーは抽出器によって味が異なるものとなります。
そこが楽しいポイントです。

前述しましたが、ハンドドリップはペーパーフィルターを使用します。

このペーパーフィルターは
珈琲豆に含まれる微粉だけでなく、風味が詰まった「珈琲オイル」を一緒に濾します。

この為、日本人に好まれる「スッキリした味わい」を楽しむことが出来ます。

一方、フレンチプレスではペーパーフィルターを使用しません。
この為、微粉を完全に取り除くことが出来ません。「コーヒーオイル」はそのまま抽出されます。

フレンチプレスでは微粉のザラツキを少し感じつつも、
珈琲オイルの為、コーヒーの風味をダイレクトに楽しむことが出来ます。


どっちがいい?
これは好みの問題ですので、「どっちも美味しくてイイ」と言えるでしょう。

実際に私も気分によって使い分けています。


見た目はどっち?


コーヒー器具は使用しない時でもインテリアになります。
ガラス容器や陶器製。見ているだけで癒されます。

フレンチプレスは独特なフォルム。容器(ビーカー)、プランジャと蓋の光沢がキレイです。
インテリアとして十分部屋になじみます。

一方、ハンドドリッパーはドリッパー単体ですとシンプルな作りです。
単体ですと食器的な印象です。

とはいえ、サーバー(抽出液を受ける容器)とセットにしたり、
ドリッパーもステンレスや銅製となると綺麗にまとまり、見た目も良くなります。

どっちがいい?
こちらも好みの問題ですが、「フレンチプレスに軍配有り」と言わせてください。


ハンドドリップ 金属フィルター 追加記載


ハンドドリップの欠点として
「コーヒーオイルの風味を逃してしまう。」事を挙げさせて頂きました。

コーヒーオイルを逃さないハンドドリップ。あるんです。
「金属フィルター」と呼ばれます。

金属のフィルターのみでコーヒーを抽出。
コーヒーオイルも一緒に抽出され、ダイレクトに風味を味わうことが出来るアイテムです。

欠点として、
ペーパーフィルターを使用する必要が無い反面、どうしても豆の微粉が残ってしまいます。

フレンチプレスが好きな方であれば微粉は気にならないかと思います。



私がおススメする抽出器


私が使用している抽出器です。
長らく使用していますが、丈夫で長持ちです。

BODUMのフレンチプレスは正にフレンチプレスの代表格と言えるものです。
お値段もそれ程高くなく、初心者から玄人さんまで満足できる一品です。

洗浄後はインテリアとしても。

ハンドドリッパーはコチラを使用しています。
陶器製も丈夫で長持ちです。使用した後は直ぐに洗浄すると陶器の白い肌がいつまでも保ちます。


おわりに


ハンドドリッパーとフレンチプレスの比較いかがでしたでしょうか?
両アイテムとも甲乙つけがたいものだったと思います。

珈琲は最終的には味です。
ご自宅で、趣味として淹れる場合は手間がかかっても楽しいものです。

そして、ご自分で淹れた珈琲は美味しいものです。

これからコーヒーをご自宅で淹れてみようとお考えの方。
フレンチプレスとハンドドリッパーはお気楽に始められるアイテムです。

是非、お試しください。一緒にコーヒーを楽しみましょう。
最後まで読んで頂き有難うございました。

コメント

  1. Tomo より:

    初めまして、ランキングから来ました。
    記事とてもわかりやすかったです^^
    ペーパードリップの手軽さが好きですが、味は金属フィルターも美味しくて好きです。

    • himawaripress より:

      Tomoさん。コメント有難うございます。

      金属フィルターも追加しないとダメですね。
      ペーパーのみに偏った記事になってしまっていました。

      参考にさせて頂きます。

      これからも宜しくお願いします。

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