ビアレッティ ヴィーナスを使用したコーヒー抽出を紹介する記事になります。
ご家庭でコーヒーを抽出する方法として、
ハンドドリップやフレンチプレスが大変有名で、ご存じの方も多いかと思います。
さて、直火式エスプレッソはご存じでしょうか?
イタリアでは実に有名で、その抽出器は家庭に一台、日本でいう所の急須並みに普及しています。
この記事はビアレッティ社のモカエキスプレス、【ヴィーナス】という抽出器を使用しますが、
有名な【マキネッタ】と呼ばれるものも同じ方法での抽出になります。
商品の紹介とそのレビューが主な内容となります。
下記の方におススメです。
・イタリアンコーヒーをご家庭で味わってみたい方
・一味違ったコーヒーの抽出を試みたい方
・モカをしようしたコーヒーレシピを楽しみたい方
himawaripressコーヒーカテゴリー
実際に淹れていく前に簡単にモカエキスプレスについて紹介します。
器材の大きさやコーヒー抽出の流れを少しでも把握して頂ければと思います。
お気楽に読み進めて頂けると幸いです。
モカエキスプレスとは?
直火で沸騰させた水の水蒸気圧を使用したコーヒーの抽出方式となります。
モカエキスプレスとはイタリアのビアレッティ社の商標となります。
「マキネッタ」と呼ばれる有名なモカエキスプレス器は、
このビアレッティ社より提供されていて、その形に見覚えのある方もいらっしゃるかと思います。
エスプレッソと呼ばれるのはマシンで高圧抽出したコーヒーだけで、これらの直火式器具で作られたものは「モカ」と呼ばれ、全く別の飲み物として認識されている。また、しばしば「直火式エスプレッソ (stovetop espresso)」という語でも言い表される。
wikiより
モカエキスプレス抽出器
代表的な抽出器「マキネッタ」と「ビーナス」についての説明となります。
マキネッタ

「マキネッタ」は直火式エスプレッソの元となる抽出器です。
前述しましたが、ビアレッティ社より提供されています。
イタリアで最も有名なコーヒー抽出器で、各家庭に1個存在すると言われる程です。
日本の急須といった所でしょう。
アルミ製で使用後は軽く水で注ぐ程度で管理します。
また、長年使用する事で、コーヒーの油がアルミ表面に付着、その付着した油によって、風味が出てくると言われています。
お手入れに関しては、洗剤を使用しない水洗いが推奨されています。
アルミ製ですので酸化しやすい特徴が有ります。
使用後、水気が残っていると、アルミが酸化、白く変色する事が有ります。
ヴィーナス

「ヴィーナス」もまた前述したマキネッタと原理は同じ、
アルミ製からステンレスに進化した新しい部類の器具となります。
ステンレス製ですので、腐食に強く、洗剤で洗浄しても変色はしません。
※マキネッタ同様に洗剤を使用しない水洗いがメーカーより推奨されています。
週末バリスタさんの様に毎日は使用しない方、
使用後は綺麗に洗浄したいという方にはお勧めなアイテムかと思われます。

ビアレッティ ヴィーナス 2cup でイタリアンコーヒーを淹れる
実際にビアレッティ社のヴィーナスでイタリアンコーヒーを淹れます。
ヴィーナスを使用した抽出の流れを見て頂ければ幸いです。
また、ポイントとなる所も記載します。
※この記事では2Cup対応のビーナスになります。
今回使用するアイテムは後の見出しにて紹介致します。
器材ご購入の参考になればと思います。
さっそく、淹れてみましょう。
コーヒー豆を挽く

コーヒーミル:ポーレックスミニ2を使用。
2cup分ですので、20g迄の豆が入るこのミルで十分1回分を挽くことが出来ます。

エスプレッソ用の挽き具合にしたい為、
ノッチ(調整ねじ)は一番締めた状態より3クリック緩めた位置に調節しています。
ボイラーに水を注入

ボイラー(下の容器)についている安全弁の下ぐらいまで冷水を入れます。
アバウトかもしれませんが、問題有りません。
挽いた豆を漏斗型フィルターに詰める

挽いた豆を漏斗型フィルターに入れ、余分の豆を摺り切ります。
その後、ボイラーの上部にフィルターをセットします。
マニュアルでは先にボイラー上部に漏斗型フィルターをセットした後、
挽いた豆をフィルターに敷く形となっています。
フィルターに入れた豆は押しつぶさないで下さい。
また、ボイラーネジ部に豆の粉が残らないように注意してください。
縁側にはみ出てしまったコーヒーは取り除きましょう。
サーバーとボイラーを接続

ボイラーとサーバー(画像では取っ手のついた上部)をネジで接続します。
初めから力を入れてネジを締め付けないでください。
軽い力でサーバーとボイラーのネジがかみ合う事を確認してください。
力を入れすぎると器具を傷める事になります。
また、取っ手部を強く握るとテコの原理が働き、
こちらも破損の原因となりますので、注意が必要となります。
抽出

コンロで弱火にしてコーヒーを抽出します。
取っ手部は樹脂製です。強火にすると樹脂部が溶ける恐れがあります。
取っ手部は溶けやすいです。
前もってコンロの火を弱火にしてからヴィーナスを載せると安心です。

暫くすると、コーヒーがサーバーに溜まってきます。
ポコポコ音が鳴りだしたら、火を止めて抽出完了です。無駄な空焚きは無用です。
カップに注いで出来上がり

火から上げたヴィーナスからエスプレッソ用カップにコーヒーを注ぎ出来上がりです。
マグカップに注いで、お湯で薄めるとアメリカ―ノとなります。
また、ミルクで薄めるとカフェラテとなります。
私はミルクも砂糖も苦手ですので、ストレートかアメリカーノです。

苦みに深みがあって、香り豊か。週末の寝覚めにピッタリです。
私は週末にヴィーナスを使用する為、
コーヒー豆は普段使用の物を使い、コーヒーミルで極細挽きにしています。
ポーレックスとは言え、細挽きで豆を挽くのは少し疲れます。
ヴィーナスを普段使いするようでしたら、予め挽かれたエスプレッソ用の豆を購入した方が宜しいかと思います。
電動ミルの導入も良いかもしれません。
使用機材の紹介
ここでは今回の記事に使用した器具についての紹介となります。
何かの参考になればと思います。
ポーレックスミニ2
五徳
おわりに
「ビアレッティ ヴィーナス レビュー」はいかがだったでしょうか?
時には違うコーヒーの味も良いものです。
自宅でお気楽にイタリアンコーヒーを飲むことが出来ます。
エスプレッソ(厳密的にはモカエキスプレス)はカフェラテ・ソイラテ・アメリカーノ等、
アレンジできるのも楽しい所ですね。
また、このビーナスはステンレス製の為、
変色に強い事から、お手入れも比較的楽となっています。
himawaripressコーヒーカテゴリー
最後まで読んで頂き有難うございました。
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